中学を卒業した後の教科書を処分するかどうするか悩む。
高校入学したあとにも使うかも?と思ったらなかなか捨てられない…!
いつ捨てるべきなの?
教科書は捨てるべきか迷っちゃいますよね。
そこで私が高校生だった時の体験談を踏まえて、中学の教科書をどうするかについて解説します。
ぜひ参考にしてね!
この記事で分かること
- 中学の教科書は高校に入ってから復習に使うのか?→ほぼ使いません
- 捨てて良い教科・とっておくべき教科書→基本的に捨ててしまってOK
- 残す場合はいつまで残しておけばいいのか→入学してしばらくまで、でよい
中学の教科書は高校でも使うのか?捨てても大丈夫?
「高校に入ってから中学の教科書で復習するかも?」と思うと、なかなか捨てるタイミングが分からないですよね。
結論を言うと、ほとんどの教科書は捨ててしまってOKです。
中学教科書の内容の大半が、高校の教科書で網羅されているんですよね。
わざわざ中学校の教科書を高校で使うこともなくて、高校の教科書さえあったら復習が可能。
例えば英語の場合、文法の「完了形」を忘れちゃったとしても、高校の授業を受けていれば中学の頃の復習はちゃんとできるようになっています。
万が一理解できなくても、中学の教科書復習するより、高校の先生に聞いたほうが確実だし!
つまり、今後中学の教科書が無くても特に問題はないってこと??
そうだね。
私も「いつか使うときのために残しておくべきかな」って思ったんだけど、結局使うことなくズルズルと年月が過ぎていき、高校に入学してから一度も中学の教科書を使うことはなかったよ。
高校進学して勉強でつまずいても中学の教科書に立ち戻るシーンはほとんど無いです。
- 「この教科書と一緒に苦難を乗り越えたんだ」というような強い思い入れがある
- どうしても苦手だった教科
上記のようなものでない限り、基本的には捨ててしまって大丈夫です。
中学の教科書を処分することによって収納スペースが確保できるようになります。
使い終わった中学の頃の教科書をずっと置いておくくらいなら、高校の範囲の参考書や問題集を買って家に置いておいた方がよっぽど有意義だと思いますよ!
中学の教科書で捨てるべきもの・捨てないほうが良いものの判断基準
基本的に中学の教科書は処分しても問題ありませんが、中には「捨てないほうがいいかも?」というものもあります。
解説する教科は次の5教科です。
- 英語
- 数学
- 理科
- 社会
- 国語
ちなみに中学受験のテキストに関してはとっておいたほうがいいものもあります。
英語
英語の教科書は処分しても特に問題ありません。
高校の授業や教科書で中学の内容を復習することができるからです。
中学の英語教科書って体系立てて復習することが難しいんですよね。
中学の教科書はストーリーに沿って文法や構文を学習するため、詳細にまとまった復習ができないんです。
英語の教科書を見返してみて欲しいんだけど、正直長文だけ読んでも復習にならないよね。
確かに、使われている単語もまとまっていないし、かなり復習しづらいかも。
数学
数学に関しては、入学したばかりの段階では残しておいてもいいかもしれません。
高校数学は他の教科以上に中学の基礎を必要とするからです。
中学数学の土台ができあがっていないと高校数学を学ぶことは難しいもの。
たしかに高校の教科書にも中学の内容は包含されていますが、さらに遡った復習が必要なケースが発生することも考えられます。
確かに「あの公式が思い出せない!」となったときに、数学の教科書があれば簡単に見つけられるね!
理科
理科も処分しても特に問題ありません。
高校の理科では物理や化学など枝分かれして、中学のレベルとは比にならないからです。
入学する高校によっては1年生では理科総合A、Bといった分かれ方をする場合もあります。
実際、高校に入学してから中学の教科書に戻って復習する機会はないです。
中学の教科書の内容は高校の教科書で網羅されるので無理に残しておく必要はありません。
社会
社会も処分しても特に問題ありません。
中学の内容は高校の教科書に含まれていることが大半だからです。
中学で習った範囲をもう一周するイメージなんだけど、そのときに中学で教わったこと+高校の範囲を勉強するよ。
だから、高校の教科書があれば大丈夫!
歴史、地理、公民どれをとってもわざわざ中学の教科書で学びなおすことはないでしょう。
国語
国語も処分しても特に問題ありません。
国語も中学の内容は高校の教科書に含まれているからです。
古文の活用形や詩歌の知識なども高校の教科書や便覧で復習可能です。
文章は中学の教科書のものを再度読み返し復習することはまずありません。
中学の教科書はいつまで残しておくべき?捨てるタイミングについて
中学の教科書は基本的にはいりません。けど、今すぐに捨てる必要もありません。
高校1年生になってから授業を少し受けて、一度も使わなければ処分することをおすすめします。
中学の教科書を利用して復習するとすれば、間違いなく高校1年生の始めの時期です。
このタイミングで一度も使わなかったのなら今後使うことは考えられません。
処分することはいつでもできるので、実際に授業を受けてみてから判断するとよいでしょう!
中学の教科書のおすすめ処分方法
中学の教科書のおすすめ処分方法は次の3つです。
- 捨てる
- 売る
- あげる
それぞれ確認していきます。
中学教科書の処分方法①:捨てる
結論から言うと、捨てることが中学の教科書の処分方法で一番おすすめです。
他に売るという選択肢もありますが、中学の教科書は需要がなく売ることが難しいんですよね。
中学の教科書は流通している量も多く、希少価値が低いからね。
中学の教科書は内容もどんどん更新されていくしね。
そう、情報の古い教科書のニーズは低い傾向にあるのです。
ただし、受験用の参考書は高値で売れるケースがあるので手元にあれば売ることを検討してみましょう。
注意
中学の教科書を捨てるときは個人情報に細心の注意を払いましょう。
名前や学校名が書かれていると、今の時代は簡単に個人を特定されてしまいかねません。
名前や学校名の記載がある場合、必ずその部分を裁断しておくよう気を付けてくださいね。
中学教科書の処分方法②:売る
高校受験対策用の参考書は売れることがあります。
例えば「学参プラザ」という受験用参考書を専門に買取しているサービスでは、以下のようなものを買い取っています。
- 「学参プラザ」指定の中高一貫校の教科書(有名な私立・国立のみ)
- 高校受験用の塾の参考書(市販のもの)
- 高校受験用の塾テキスト(日能研・早稲田アカデミー・四谷大塚などの有名塾)
上記を持っている方がいたら、一度査定に出してみるのがおすすめです。
ただ↑を持っている方は少ないと思うから、中学の教科書を売ることは難しいかな。
もし持っていたら、かなり高値で売れることもあるので買取に出してみるといいよ!
news
受験対策の参考書に特化した買取店「学参プラザ」では、12/26〜12/31は6日間限定で最大150%買取アップ(2.5倍)のキャンペーンをやっています。(専門書アカデミーでも同じキャンペーンが開催中)
「ここで高値が付かなかったら他では絶対無理では?」というレベルなのでお見逃しなく。
ちなみに、学参プラザ以外にも以下のような方法で売ることができます。
- 宅配の買取業者(学参プラザなど)
- フリマアプリ(メルカリなど)
- 古本屋(ブックオフなど)
基本的には宅配買取業者(中でも学参プラザ)をおすすめします。
査定自体は無料で段ボールに詰めて送るだけなので、とりあえず出してみても良いですね!
中学教科書の処分方法③:あげる
これから中学校に進学する近所のお子さんや学校の後輩たちに譲ってあげるという方法。
捨てるよりも無駄にはならず、不要の教科書が活かされる選択肢ですね!
ただ、中学の教科書の情報は改訂されていくことを念頭に置いておいてください。
確かにあげた相手が使う頃には古い内容になっている可能性があるね。
有効活用されるとすれば、一つ下の学年の後輩に予備としてあげるなんて方法もありますよ。