使う予定がなくなったら、まず今の相場と買取条件を確認するのがおすすめです。「2〜4月なら必ず高い」とは言えないので、季節だけを理由に何か月も待たなくて大丈夫ですよ。
メルカリなら同じ年度・大学・状態の売り切れ商品、買取店なら対象年度や増額条件を見て判断しましょう。ここでは、私が調べた過去の価格画面と、買取店に問い合わせた回答も紹介します。
赤本・参考書をまとめて整理する方は、手元の本が買取対象か、まず確認してみてください。
赤本・参考書はいつ売る?「使い終わったか」と「今の条件」で判断
売る時期を決める前に、受験・追加の試験・進学後の復習などで使う予定がないかを確認しましょう。必要な本まで急いで手放す必要はありません。
不要と決まった本は、次のように分けると判断しやすいです。
表は横にスクロールできます。
| 手元の状況 | おすすめの動き方 | 確認すること |
|---|---|---|
| まだ試験・復習に使う | 必要な本を残す | 今後の試験や学校の指定 |
| 使い終わり、数冊だけ売りたい | メルカリの同条件の商品を調べる | 売り切れ価格、送料、出品の手間 |
| 赤本・参考書をまとめて整理したい | 買取店の対象と条件を確認する | 対象年度、書き込み、送料、返送条件 |
| 春まで待つか迷っている | まず今の相場を確認する | 待てば高くなる根拠があるか、保管する必要があるか |
学参プラザに「時期で査定額は変わる?」と問い合わせました
以前、私が問い合わせたときは、書籍の状態や中古市場の需要・供給などによって決まる、という回答でした。

当時の問い合わせ回答です。現在の個別の査定額を保証するものではありません。
この回答からも、カレンダーの月だけで査定額を決められるわけではないことが分かります。一方で「季節が一切影響しない」「人気の本ならいつでも高い」とまでは言えません。
メルカリで赤本が売れる時期は2〜4月?過去の価格画面を確認
「春まで待てば高く売れる?」は気になるところですよね。ただ、ここに残っている過去の画面だけでは、2〜4月が最も高いとも、年間を通して同じとも断定できません。
旧記事では、早稲田大学・商学部の2020年版を検索した画面を、2020年10月と2021年2月の確認資料として掲載していました。私自身が売った記録ではなく、メルカリの売り切れ表示を調べたものです。
2020年10月の確認画面として掲載していたもの

出典:当時のメルカリの検索結果。現在の相場ではありません。
2021年2月の確認画面として掲載していたもの

出典:当時のメルカリの検索結果。検索画面には別年度やセット商品も含まれています。
両方の画面に1,000円の表示がありますが、それより安いもの・高いものも見られます。各商品の状態や実際の売却日をそろえた比較ではないため、「差は誤差」「毎年同じ傾向」とは判断できません。
今出品するなら、同じ年度・大学・状態で比べる
- 大学・学部名と年度を入れて検索する。
- 売り切れ商品を確認し、単品とセットを分ける。
- 書き込み、別冊解答、付属品など、手元の本に近い条件を探す。
- 送料・手数料を引いて、納得できる金額かを考える。
出品中の高い値段だけを見ると、実際に買われる金額とずれることがあります。売り切れ表示も将来の売却を保証するものではありませんが、価格を考える参考にはなります。

メルカリと買取店は「手元に残る金額」と手間で比べる
メルカリの販売価格と、買取店の査定額はそのまま比較できません。メルカリでは、通常の販売手数料に加えて、出品者が負担する送料や梱包資材代も考えます。
手元に残る金額の目安
販売価格 − 販売手数料 − 送料 − 梱包資材代
例えば1,000円で売れ、通常の販売手数料が10%なら、送料などを引く前は900円です。そこから実際の発送方法に応じた費用を引きます。
販売手数料はメルカリ公式の手数料案内を確認(2026年9月25日)。売上を銀行へ振り込む場合などは別途費用も確認してください。
参考書の送料は厚さ・重さや発送方法で変わります。「赤本は一律500円」と決めず、梱包後のサイズで調べてくださいね。
- 少数の本を自分で値付けしたい:メルカリの売り切れ商品と発送費用を確認する。
- まとめて整理し、1冊ずつ出品する手間を減らしたい:参考書の買取店を検討する。
宅配買取でも箱詰めなどの作業は必要です。買取店なら必ず高い、メルカリなら必ず得、というわけではありません。
買取キャンペーンを利用するなら、増額率だけで決めない
学参プラザなどの買取店を使う場合は、申し込む時点のキャンペーンも確認しましょう。チェックしたいのは、次の4つです。
- 手元の本の年度・種類・状態が買取対象か。
- 増額に必要な条件を満たしているか。
- 締切が申込日・発送日・到着日のどれを基準にしているか。
- 送料やキャンセル・返送の条件に納得できるか。
最大の増額率が、そのまま全員に適用されるとは限りません。対象や受取方法などを確認したうえで判断してください。
以前掲載した買取事例は、現在の査定額とは分けて見る
こちらは旧記事で紹介した、学参プラザ公式の過去の事例です。画像には、参考書・問題集・赤本を約25点、約20,000円で買い取ったと記載されています。
当時の公式買取事例の画像を見る

出典:学参プラザの過去の買取事例。旧記事掲載時の画像を保存しています。
これは私の査定結果ではなく、同じ本をメルカリと比較したものでもありません。1冊ごとの買取額や、今の本の査定額を示すものとしては使えませんが、どんな本の組み合わせが紹介されていたかを確認する資料として残しています。
まとめて売る候補にするなら、学参プラザの体験レポートと査定資料も参考にしてください。
赤本・参考書を出品する前に確認したいこと
時期を考えるのとあわせて、購入する人が本の状態を判断できるようにしておきましょう。
- 年度・大学・学部・版を正確に書く:表紙と奥付を確認する。
- 書き込みや傷も写真で伝える:きれいな部分だけを撮らず、気になる箇所を説明する。
- 別冊解答などをそろえる:欠品があれば明記する。
- 厚さ・重さを測る:発送方法と送料を確認してから値付けする。
- 名前や個人情報を確認する:付箋や挟んだプリントも見直す。
合格に使った本でも、それだけで商品の状態や学習効果が保証されるわけではありません。次に使う人が必要としている情報を、正直に伝えることが大切ですね。
まとめ|春を待つ前に、今の相場と条件を確認しよう
赤本や参考書は、使う予定がなくなったら、今売る場合の条件を調べるところから始めましょう。季節だけで最高額になる時期を決めることはできません。
少数ならメルカリの同条件の売り切れ商品、まとめてなら買取店の対象・費用・キャンペーン条件を確認し、手元に残る金額と手間で選ぶと整理しやすいですよ。
売り先そのものを比べたい方は、赤本の買取サービス比較もご覧ください。
