断捨離して、部屋がきれいになるのはうれしいですよね。
ですが、同時に不安も出てくることかと思います。
- 本当にこのまま捨て続けていいのか?
- 断捨離しすぎて、良くないことが起きるのではないか?
本記事は、断捨離に不安を感じている、あなたのお悩みにお応えしていきます。
この記事で分かること
- やみくもに捨てるだけでは意味がないという話
- 捨てるべきではないモノたち
- 断捨離をして、急激に何かが良くなるわけではないということ
断捨離のしすぎに不安を感じているアナタのお役に立てれば幸いです。
良くない・意味のない断捨離とは?やみくもに捨てればいいというものではない
断捨離には、メリットばかりではありません。
デメリットも存在するのです。
わたしが特に「意味のない断捨離だったな」と思ったのは、好きなことに関するモノを無理やり捨てたことです。
過去のわたしはオタク趣味があり、下記のモノを無理やり捨てました。
- ゲーム機
- テレビ
- 好きなアイドルのCD
- ノベルティグッズ
これを捨てても、結局自分にとっていいことはあまりなかったんですよね。
やっぱり今でも好きなので、またこれらを所持してオタク趣味を楽しんでいます。
どうせ買い直すなら、捨てなければよかったなと。
意味のない断捨離をした人たちの声
ここからは、私以外にも断捨離のしすぎで後悔した人達の声を聴いていましょう。
10年ちょっと前にほぼその勢いで断捨離をした結果、その時の清々しさは凄かったのですが、あとの後悔はいまだに尾をひいております…
— りあ (@ria_cedre) May 31, 2021
こんな断捨離はよくない!
何の目的もなく、ただ家にあるものを捨てていくのはあまり良い断捨離とは言えません。
それでは本当に必要なものまで捨ててしまうかもしれないし、後悔することになってしまうこともあります。
断捨離とは本来捨てることが目的なのではなく、本当に大切なもののみに絞って生活することが目的です。
だから自分の生活を良いものにかえてくれるものは捨てるべきではないんです。
ただ、断捨離そのものは全く無意味ではありません。
なぜなら、「断捨離をすることで本当に必要ものが何か?」の判断基準ができるからです。
断捨離前と比べれば、必要なものと不必要なものがハッキリわかります。
断捨離前のわたしは、趣味に関するものは手当たり購入していました。
部屋の中は、趣味のグッズで溢れかえり、足の踏み場もないありさま。
ですが、断捨離後に趣味を再開して気付きました。
趣味を再開したはずなのに、部屋がきれいなままだったのです。
以前は未使用のクリアファイルが何枚もあったのですが、断捨離後は1枚もありませんでした。
そもそも、クリアファイルに収める書類がそこまでなかったからです。
断捨離をすると、必要・不必要を見極めるチカラが身につくので、「断捨離は意味がない」なんてこととは無いんですよ。
断捨離は「生前整理」という捉え方もできますしね。(生前整理についてはこちらの記事で紹介されています→葬儀・お葬式は信頼の葬儀社|公益社)
こういうモノは捨てるべきではない
安易に捨てるべきではないモノは、下記のとおりです。
- 捨てると生活が不便になるモノ(冷蔵庫・洗濯機など)
- 思い出の品(写真や卒業アルバムなど)
- 重要な書類
- 二度と手に入らないモノ(限定品など)
特に思い出の品の断捨離は、慎重になりましょう。
勢いで捨ててしまえば最後、もう二度と取り戻すことが出来ないからです。
実際にわたしは写真や卒業アルバムを断捨離しましたが…。
今では、捨てなければよかったなと感じています。
思い出の品は、見返すことで、当時を鮮明に思い出すことができます。
そういったノスタルジーに浸れなくなるのは、とても寂しいモノです。
モノを捨てたいという欲求を優先し、勢いで捨てようとしていませんか?
一度、冷静になって考え直してください。
でなければ、わたしのように捨てたことを後悔するかもしれません。
取り戻そうとしても、取り戻すことはできません。
二度と手に入らないモノは、捨てないほうが良いですよ。
反転効果は気にしなくて大丈夫!
本当なのかな?
ちょっとこわくなってきた。
断捨離をして、「反転作用が起きた」と言う声をちらほら見かけます。
たとえば、下記のようなことです。
- 友人関係が悪くなった
- モノが多いと、イライラするようになった
結論、気にする必要はありません。
たしかに、そういったことは起きます。
わたしも断捨離後に、友人と意見が合わなくなり、付き合いがなくなりました。
何かが悪くなったのは、本当に断捨離したからでしょうか?
わたしはそうは思いません。
思い返すと、断捨離前から、「友人たちとは意見が合わなくなりつつある」と感じていたからです。
断捨離の有無にかかわらず、遅かれ早かれ終わる関係だったと思います。
お別れになったのが、たまたま断捨離し終えたタイミングだったというだけ。
その後は、もっと仲の良い友人と巡り合うことができました。
ポジティブに考えるなら、あの別れは、良い出会いのための通過儀礼だったとも取れます。
結局、反転作用かどうかは、「その人の捉え方しだい」です。
ですから、反転作用が怖いとおびえる必要はありませんよ。
断捨離のせいと安易に決めつけず、事実をしっかり確認することが大切ですね。
断捨離に期待しすぎるのは、やめましょう
断捨離したからと言って、いきなり何かがうまくいくわけではありません。
断捨離は、余計なモノを取り払い、本来の快適な生活を取り戻す行為です。
例えるなら、余分なぜい肉を落とし、スリムな体を手に入れるダイエットに似ています。
痩せることで、異性にもてたり、好きな服を着れるというメリットは発生しますが。
だからといって、収入が倍になったり、営業成績が伸びたりはしません。
期待しすぎると、つらくなっちゃうかもね。
ですから、何か良いことが起きると期待しすぎないほうが良いです。
断捨離の本質である、「無駄をそぎ落として、快適さを手に入れる」という面を重視しましょう。
断捨離して、部屋がきれいになることは間違いありません。
まずは、確実に得られる効果に目を向けましょう。