今回はこのような方に向けて、日記や写真を上手に断捨離する方法を解説します。
日記や写真の他にも、手紙やアルバムなどなかなか捨てづらいものがあると思います。
収納スペースを取ってしまっているけれど、実際に捨ててしまうと後悔してしまいそうなものばかりですね。
実際、みなさんはどうしているのでしょうか?
今回は、私の体験談を含めた実際の声をご紹介し、写真や日記を断捨離する際にはどのようにすればよいかを解説します。
今回の記事のポイント
- なかなか捨てられないものを断捨離する方法が知ることができる
- 断捨離する場合にはどういう方法でデータを残すのが良いか分かる
- 断捨離の実体験やみんなの声を聞くことができる
ものを処分すべきかどうか決めるのは簡単なことではありませんが、いろんな意見を聞くことで活かせる部分を見つけることができるかもしれません。
写真や日記・手紙の断捨離体験談
私は引っ越しをきっかけに大幅な断捨離をしました。
それまで割と物は多い方で、どちらかというと「捨てられない」人だったのですが、断捨離に成功した結果持ち物を半分以下に減らすことができました。
これらに関しては、以下のような捨て方をしました。
- 日記→思い切って捨てる
- 写真→スキャンしてデータ化、写真そのものは捨てる
- 卒業アルバム→〃
- 手紙→何通か残して捨てる
日記はあまり読み返さず、写真は時々見返したくなるタイプだったのでいいかなと。
写真はデータ化して、手紙は本当に大切なものだけ残しました。
そして肝心の「後悔しなかったか?」ということに関してですが、捨ててしまった手紙をのんびり見返してみたくなる時がたまーにきます。
一応データ化しているので見返すことはできるんですが、それでも手紙の形で読みたいなと。
それ以外は基本的に後悔していませんが、フィルム写真だけはお気に入りのものを何個か取っておいてもよかったかなと思います。
あとは日記も写真のようにデータ化だけしておけばよかったなと思うときはあります。
とはいえモノがなくなったことによる快適さを手にしたのは事実です。
日記や写真、手紙を処分してみると、クローゼット内がスペースを持て余してしまうほどすっきりしました。
その点では非常によかったと思っています。
よかったら参考にしてみてくださいね。
【みんなはどうしてる?】写真や日記は捨てるべきか?
写真や手紙などの「思い出の断捨離」に関する実際の声を集めてみました。
思い出の品を処分することに対して後悔しているという意見には次のようなものが見られました。
淋しいこと。
過去の自分の思い出になるものを私は一時期一気に断捨離してしまったこと。好きだった先輩との文通の手紙やバッヂ。
大切な人からいただいたもの。
記憶の中には残っているものの、ものが残っていないのは淋しく感じます。
未来に残る思い出がないのは悲しいです。
後悔。#思い出残し— まっくろい猫@勿忘草 (@telezewywydaze) October 28, 2020
思い出が詰まった品も、日記や手紙と同様に捨ててしまって後悔する可能性が高いもののひとつかもしれません。
これまでの三十数年の人生の中で唯一後悔していることといえば、今まで書いてきた手帳&日記を断捨離と称して捨ててしまったことだ。
あれだけは捨てちゃいけなかったなあ。— アキラ (@qbAKIRa) September 8, 2020
一度処分してしまったものはもう二度と戻りません。特に思い出の品は同じものを買っても満足しないケースがほとんど。
慎重に断捨離をしましょう。
こうした意見がある一方で、断捨離に対して肯定的な方もいます。
今日も断捨離!小中高時代の文集や卒業アルバムも全部ポイポイ!清々しい昼下がりです
— ハナ (@_HNts) May 14, 2021
いろんな方がいましたね。
写真や日記の断捨離は結局どうしたら良い?
それでは写真や日記は結局のところ、どうしたら良いのでしょうか。
ズバリ、「写真に残して現物は捨てる」です。
捨てる前にスマホなどで写真を撮っておけば、いつでも見返すことができるうえ現物は手放せるといういいとこどりですね。
そういうときはGoogleドライブやiCloudなどのクラウド(ネット上)に保存するのがおすすめ。
写真や日記をデータ化してクラウドに保存することで得られるメリット
- 日記や写真がどれだけ増えてもスペースをとらない
- 日記や写真をあとから探しやすい
- ラベルを付ける等の作業が圧倒的にラクになる
- 現像代やアルバム代がかからないため節約になる
日記や写真を現物で保管する際には得ることのできないメリットですね。
一度クラウドに保存しておけばあとは簡単に検索や共有ができるようになります。
メンタリストDaiGoさんは自身の日記をGoogleカレンダーに保存し、いつでも見返すことができるようにしているそうです。
昔書いた日記だけでなく、新たに日記をつける際にはこういうアプリを使うのも良いですね。
写真や日記を処分する際の基準【こういうのは捨てて残しておけ!】
断捨離というのは「すべてのものを捨てる」というものではありません。
自分にとって今不必要なものを処分することでこそ、納得感のある断捨離ができます。
逆に、自分にとって今必要だと思うものは残しておいて良いのです。
そう言うと、
と思ってしまう方もいるかもしれません。
それでは、どのような基準で日記や写真、手紙の中から処分するものを選んだら良いのでしょうか。
一番わかりやすい基準は「この形でないといけないかどうか」です。
最近は便利なサービスも増え、写真や日記を簡単にクラウド上で管理、なんてことも容易になりました。
スキャンも簡単にできるようになったので、データ化できないものはほぼないでしょう。
そんな中で現物を保管しておくのは、「写真の形」「日記の形」「手紙の形」そのものを残しておきたいと思ったもののみにしてみてください。
とはいえ現物を処分しても、二度と中身を見ることができなくなるわけではありません。
単に見返すことができればいいのであれば、どんどんデータ化してしまいましょう。
写真や日記をどうしても捨てられない時にすべきこと
人によって、そしてモノによってそれにまつわる思い入れは大きく異なります。
中には「絶対一生持っておこう!」と思って持っているものもあるかもしれません。
そういった思いと断捨離を両立するにはどうしたら良いのでしょうか。
- 卒業アルバム
- 大切な人からもらった手紙
- 小さい頃に書いた日記
上記のようなものは、なかなか捨てることが出来ないという方も多いのでしょうか?
そうしたものは、持っていてもいいんです。
無理に捨ててしまって後悔するのは避けたいですからね。
ただ、自分の中でルールを決めると断捨離との両立がしやすくなります。
また他の人の体験談にもあったように「必要なページのみ切り取っておく」というのもおすすめ。
ページを断捨離するというイメージですね。
自分なりのルールや基準を決め、無理なく断捨離を進めていきましょう。
捨ててしまって後悔したものランキング
ここまで基本的にデータ化してものをできるだけ処分する方法をご紹介してきました。
ただ、捨ててしまって後悔してしまったものも実際あります。
私の実体験をもとに、「捨ててしまって後悔したものランキング」を1位から5位までご紹介します。
第5位 かなり前の日記帳
先ほど私はあまり日記を見返さないタイプだと言いましたが、たまーに「この時なにしてたっけ?」と振り返りたくなる時がくることがありました。これに関しては内容をクラウドなどに保存しておけばよかった…という後悔でもあります。
第4位 卒業アルバム
自発的に見返すことはほとんどないのですが、友達や恋人に対して昔の自分の写真を見せたい時に少し困ることがありました。逆に学生時代の写真を見られたくない方は思い切って処分し、証拠隠滅してしまったほうが良いのかもしれません。
第3位 寄せ書き
高校時代に所属していた部活の後輩からもらった寄せ書き。厳密には処分しようと思ったわけではなく、誤って捨ててしまったのですが、最近になって少し後悔することも。データに残していればよかったのか、それともそのままの形で残していればよかったのか…。今となってはわかりません。
第2位 フィルム写真
今でこそ写真といえばデジタルなものですが、私が小さい頃はまだフィルム全盛期でした。
そのため実家には私の小さい頃の写真がたくさん残っていました。
そのすべてをスキャンしてデータ化してしまったのですが、時折あのフィルム写真特有の風合いが懐かしくなる時があります。
せめてお気に入りの写真だけでも残しておけばなぁ…と思います。
第1位 手紙
手紙については「もう一回書いて!」なんてことは言えないので貴重です。
私は大切な手紙はファイルに入れて保管しているのですが、それ以外の手紙ものんびり見返してみたくなる時がたまーにきます。
しかし、既に処分してしまった手紙はかえってきません。
データ化したものもありますが、その紙にその文字で書かれた手紙を読みたいのであって、テキスト自体が読みたいわけではないのにな…と思います。
まとめ
人によってモノに対する思い入れはさまざまです。
私は、ひとつひとつのモノとそれにまつわる思い出に向き合う時間こそが「断捨離」だと思っています。
自分なりの基準を設け、後悔しないように断捨離を進めていきたいものですね。
今まさに日記や写真を断捨離しようか迷っている方の参考になれば嬉しいです。