たくさんある文房具をすっきりさせるコツを知りたい。
どういうものを捨てて、どういうものを何本残しておけばいいのかな?
こんな経験一度はありますよね。
ペンケースの中に色ペンやボールペン・シャープペンなどがたくさん入っていると、メモやノートを取るときにどのペンを使うべきか迷ってしまいます。
特に色ペンをたくさん持っていると、毎回どの色を使うべきか迷ってしまいますよね。
この記事ではたくさんある文房具をスッキリさせるコツをお伝えします。
どういうものを捨て、どういうものを残すべきか、その選択の際のポイントもご紹介します。
文房具(特にボールペンや蛍光ペンなど)を断捨離するコツ!
ボールペンを断捨離する際は、以下の手順で行うのがおすすめです。
- 同じ役割のものに分類する
- 量が多いものを1本ずつ残す
- ②で残したもののうち、「他で代用できないもの」を残す
私の文房具を使って例を出してるよ!
この前減らしたからそこまで多くないんだけどね。
断捨離手順①:同じ役割のものに分類する
まずは同じ役割をもつペンをまとめましょう。
たとえば「重要な部分に線を引く」際に使うペンといえばマーカーや色ペンですが、その2ジャンルだけでもたくさんのペンの種類があります。
さらに色ごとに分けられますね。
左から消しゴム・複色ボールペン・黒ボールペン・赤ペン・青ペン・黒マジック。
↑こうやってみると役割が被っているものが多いことに気づくはずです。
この段階はざっくりどんどん進めてしまって大丈夫ですよ。
断捨離手順②:かぶっているもの・使っていないものを減らす
ペンを分類することができたら、次はその中からかぶっているものを減らしてみてください。
先ほどの例で出した「重要な部分に線を引く」ためのペンや、「消えないように太い文字を書く」ためのペンなど、同じカテゴリーに同じようなペンが集中していませんか?
特に「赤いペン」など特定の種類のペンについては1本だけを残してみてください。
確かに他の赤いペンがなくなったとしても最低1本は赤いペンを持っているから、困ることはないはずだな。
私の場合は以下のものを減らしました。
【処分するもの】
- 消しゴム(最後に使ったのはいつだろう?というくらい使わない)
- 複色ボールペン×1本(使いやすい方を残す)
- 黒ボールペン×2本
断捨離手順③:②で残したもののうち、「他で代用できないもの」を残す
最後の手順です。
この時点でペンの本数はかなり少なくなったと思いますが、あと一息です。
残っているペンのうち、他のペンで代用することができるものはどれだけあるでしょうか?
たとえば、オレンジのペン。
これは赤色のペンでは代用することができるのではないでしょうか?
私の場合は以下のものを減らしました。
【処分するもの】
- 赤ペン×2本(複色の赤で足りる、私の場合赤マーカーはボールペンで代用できると判断)
- 青ペン×1本(複色の青で足りる、ただし青マーカーは仕事で使うから残す)
ライフスタイルによって色ペンは赤1色で十分かもしれません。
私は赤、黒、青の3色以外のペンは持っていませんが、困ることはありません。
ただ、職業や趣味によって必要な色や本数は異なってくると思うので、本当に代用できると確信してから処分を進めたほうがよいでしょう。
何を何本残すべき?おすすめの組み合わせ
- 黒色ボールペン×1本
- 3色ボールペン(4色ボールペン)×1本
- 油性マジック×1本
私が最終的に残したものは↑+青マーカーです。
青マーカーは仕事で使うからね。
黒色ボールペンに関してはなくなると困るので、合計2本くらい持っておくといいですね。
↑の例の場合は3色(4色)ボールペンを黒・赤・青などにしておくと、黒が2本ということになります。
ご自身の生活の中で追加で必要なものがあればそれも残しておくと良いと思いますが、基本的にはこの3本があれば日常生活には困らない印象です。
文房具がもったいなくて断捨離できない(捨てられない)ときの対処法
人によってはボールペンを何十本も持っていて、もったいなくて捨てられないという方もいますよね。
思い切って処分に踏み切るために、大事な考え方を2つご紹介します。
文房具の処分以外にもあてはまる部分があるから、ぜひ覚えておいてね。
「主役を引き立たせる」という考え方をする
使われていないペンがたくさんあるということは、大事なペンの存在が霞んでしまうことにつながります。
たくさんペンがある中には、思い入れや使いやすさで「気に入ったペン」というのがあるはずです。
そうしたペンを主役として輝かせるために、その他のペンを減らすのだという意識を持ちましょう。
たくさんの草花が生えている場所にある花よりも、花瓶に一輪のみ刺してある花のほうが引き立ちます。
決して無意味に処分をしているわけではないので、罪悪感を感じる必要はありません。
断捨離の効果を意識する
断捨離の考え方の一つに、「モノを少なくすることで目の前の事柄に集中できるようになる」というものがあります。
この考え方は、文房具を処分する際にもとても良く当てはまります。
たくさん文房具がある場所で勉強や仕事をするよりも、シンプルな空間や持ち物で目の前の作業に臨んだ方が作業効率が上がるのです。
いちいちペンを探すのに時間がかかってたら集中できないし、人は無意識のうちに選択肢によって集中力(正確には意志力)を削られているんだよ。
ちなみに、勉強や仕事で使うペンに悩んだら青色のペンを使ってみましょう。
集中力を上げ、書いた内容を頭に入れやすくする効果があるとされているので、使う色に迷ったら青を選んでみると良いでしょう。
捨てるのではなく売る
ボールペンはある程度高価なもの・人気のものであれば売れることがあります。
まずは定番のメルカリです。
高級筆記用具でなくても、意外と高値で売れることがあります。
高値で売れなくても、捨てるはずだったペンが売れて、そして誰かに使ってもらえるのであれば嬉しいですよね。
その他にもインターネット上で文房具を売ることができるサービスはたくさんあるので、使いやすいものを探してみてくださいね。
「ボールペンの数が多くて出品するのが大変」という場合は、宅配買取のサービスを使うのがおすすめ。
面倒な手続き無しで査定までしてもらえるので、面倒くさがりな方にもってこいです。
メルカリよりは安くなっちゃうけど、出品や梱包・発送を何度もしなくていいのは助かるよね。
あと送料と手数料がかからない。
おすすめは「BUY王」という買取店。
本やゲームなども比較的高く売れるので、一緒に送ってみてください。
寄付という選択肢も
捨てるのもちょっと抵抗があるけど、売れるようなペンでもない…というものは寄付することもできます。
寄付先には児童養護施設や発展途上国の教育機関が選ばれることが多いですが、寄付を受け付けているか事前に確認することをおすすめします。
寄付先によっては送料や寄付費用がかかることもあるので要注意ですが、そのまま捨ててしまうよりもたくさん使ってもらえた方が良いですよね。
家でホコリを被ってるより、みんなに使ってもらえたほうがずっと良いね!
これ以上ペンを増やさないようにするための工夫
ここまで、主にペンに注目し、文房具を処分する方法や考え方を紹介してきました。
しかし、せっかく片付けをしてもすぐに新しい文房具を購入してしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そうした方が今後新たにペンを増やしてしまわないための工夫を3つご紹介します。
収納スペースを必要最低限にする
そもそもペンを収納できるスペースを必要最低限にしておく作戦です。
必要な文房具を絞ったあと、そのサイズに合わせた収納ボックスやペンケースを使うようにしてみてください。
新たな文房具を購入しても収納できる余地をなくしておくことで買うことを控えることができるでしょう。
どうしても欲しいペンを見つけた場合には収納スペース自体を広げるのではなく、同じ容積のものを処分するようにしましょう。
それを繰り返すうちケースの中は洗練され、お気に入りの文房具だけになるでしょう。
バッグの中にペンを1本常備しておく
こんな方はバッグの中にペンを1本常備しておくことをおすすめします。
それも持っているバッグのすべてに。
こうしておけば出先で「仕方なく」ペンを購入することがなくなるでしょう。
一見遠回りにも見える方法ですが、結果的にはペンを購入することがなくなるので良い方法かと思われます。
人からもらわないようにする
上記の2つの工夫はご自身で取り組むことでペンの本数を増やさないようにするものでした。
しかし、何かのタイミングで文房具を貰う機会はありますよね。
「余ってるけどいる?」と文房具をくれそうになったら、貰うのは控えるようにしましょう。
いつか使うかも…のいつかはほとんど来ません。
しかし、プレゼントだったり、記念品だったり…。
こればっかりはその場で受け取らないわけにもいきません。
こうしたものの場合、こっそり売るのもありです。