このような方に、断捨離が停滞したときの解決方法を解説していきます。
私も断捨離がなかなか進まなくてシンドい思いをしたことがあります。
例えばこの部屋を断捨離した時。
その時に見つけた解決策を話しいていきます。
断捨離が行き詰まっている、なかなか進まないときの解決策
断捨離が行き詰まったら、次の4つを試してみてください。
私はこれで突破口を見つけたり、行き詰まりを解消できたりしました。
- いったん離れてみる
- 誰かに部屋を見てもらう
- 1日1個捨てることを目標にしてみる
- いったん断捨離を終了してみる
①いったん離れてみる
いったん断捨離を中断する。
そして次の日や次の週などに、リセットした頭でまた捨てられないか考えてみるというのがオススメです。
というのも捨てるものが見つからないのは、捨てるものがない場所にしか目がいっていないからという可能性があるんですね。
例えば似たような話で「自分が書いた作文を次の日に見返すと、昨日見たときよりも全然駄目だった」みたいな経験ありませんか?
断捨離でもこの現象が起こります。
人間は面白いもので「あることに集中していると、視野が狭くなってしまう」というデメリットがあるんですね。
だからいったん断捨離を中断して集中状態を解除してあげることで、もしかしたらまた捨てたいと思えるものが見つかるかもしれません。
実際に私も断捨離をしていて「よしこれで完璧だ!」と思っても、その次の週くらいになると「やっぱりこれいらなくない?」と思った経験が何度あります。
特に洋服はそれが多く、追加で1~2枚捨てることもよくあるんですよね。
だから行き詰まりを感じたら、いったん離れてリフレッシュした頭でまた部屋を見渡してみてください。
②誰かに部屋を見てもらう
他人の部屋を見て「私だったらこれもっと減らすんだけどなぁ」みたいなこと思った経験でありませんか?
人間には自分の持っている物を失うことを怖がるという性質があります。
だから自分の持ち物を断捨離する時って、人の持ち物を断捨離するよりも難しいんですよね。
つまり、バイアスのかかってない他の人に自分の部屋を見てもらうという戦略が結構有効なんです。
「これって何に使っているの?」
「これっているかなぁ?」
みたいなことを突っ込んでもらって、それを元にもっと減らせるものがないか探してみるという方法ですね。
またこれを利用して、自分の部屋を友達の部屋だと思い込んでやってみるのも面白いかなと思います。
③ 1日1個捨てることを目標にしてみる
これは①と似た方法です。
ある程度のところまで断捨離を完了させて停滞してきたタイミングで、1日1断捨離に切り替えるという方法ですね。
こうすることで毎日リセットした頭で自分の部屋を見ることができますし、リバウンド防止にもつながります。
「1個だけじゃいつまでも終わらないんじゃない?」と思うかもしれませんが、意外とはかどるんですよ。
1つ捨てるものを見つけられると「あれ、これ系のもの全部いらなくない?」みたいに突破口が見つかったりするんですよね。
例えば私はメルカリ用の梱包資材がまさにそれでした。
いくつかのダンボールはメルカリ用に所持しておくべきと思い込んでいたんですが、
1回ダンボールを捨てたことをきっかけに「よく考えたらこれ全然使わないし、ゆうパケットプラスで十分だな」と思って一気に全て捨てることに成功したんですよね。
こうやって一気に捨てるきっかけにもなるので、1日1個は結構おすすめです。
④いったん断捨離を終了してみる
「断捨離に行き詰まっている」「これ以上なかなか進まない」というのであれば、そもそも断捨離はもう必要ないのかもしれませんよ。
もともと断捨離の目的って何だったでしょうか?
人それぞれあると思いますが、私は断捨離の本来の目的って「自分にとって本当に必要なものに囲まれた生活をすること」だと思っています。
つまり捨てることではなく残すことが目的なんですよね。
そう考えるとこれ以上進まないと考えているのなら、既に残すべきものが残されている状態なのかもしれません。
だから思い切って、いったん断捨離自体を終了してみるのもいいんじゃないかなと思います。
それでやっぱり微妙だなと思ったらまた再開すればいいですし、一度の断捨離で完璧を目指す必要はないと思いますよ。
「全然捨てられなくて停滞してる」という方におすすめの捨てるかどうかの判断方法
「捨てるべきものが見つかっているんだけど、それがなかなかもったいなくて捨てられない」ということもありますよね。
記事の前半でも解説した通り人間には「今もっているものを失うことを極端に恐れる」という性質があります(損失回避バイアス)。
物を得る喜びより、物を失う痛みの方が約2倍強く感じるというものです。
この性質のせいで捨てられないことが結構多いんですよね。
これの対処法として、次のように考えてみるのがおすすめです。
これ凄くオススメの方法で、結構バシバシ捨てられるんです。
「確かに失うのは怖いんだけど、お金をかけてまで欲しいかと言われるとそうでもないな」と思うものって結構多いんですよ。
例えば以前私が買った雑誌の付録で付いてきたクリアファイル。
もうおそらく一生手に入らないものだし、せっかく付録でもらったものだから取っておこうかなと一瞬思ったんですが…。
「この雑誌をもう一度買ってまでこのファイルを手に入れたいか?」と聞かれると答えはNoなんですよね。
そう思うと意外とすんなり捨てられるんです。
逆に今もっていないとして、お金をかけてまで欲しいと思うものは本当に大事なものだと思います。
ちなみに私は
だと思っています。
大事度70%以上のものを全て残して、それ未満のものを捨てる行為です。
大事度0%~10%ものなんて、断捨離をしようと思わなくても捨てることができるので深く考える必要はありません。
断捨離の一番のポイントは、50%~69%くらいの「積極的には捨てないんだけど使わないよね」っていうものを手放せるかどうかだと思っています。
そのためには「今持っていないとしたらお金をかけてまで手に入れるかどうか?」と自問自答してみてください。
ちなみに、私にとって70%以上に当てはまるもの
- 毎日着る服
- 着ていてテンションが上がるおしゃれな服(たとえなくて困らないとしても)
- 2年に一度くらいは読み返す大好きな漫画
- 大切な友達からもらった手紙や思い出のもの
など。
どうしてももったいなくて捨てられないときの対処法
「それでもどうしてももったいなくて捨てられない、けど本当は捨てたい!」というものも中にはあると思います。
こういう場合は無理に捨てず、記録をつけて残しておくのがおすすめです。
「捨てるかどうか迷ったものメモ」というのを用意しておいて、そこに日付と迷ったものをメモしておきます。
そのまま断捨離を終えて1ヶ月後・半年後・1年後とかにそのメモを見返します。
その期間一度使わなかった、思い出しもしなかったものは捨てちゃっていいかもしれません。
自分の生活に全く関係ないなということがわかると、意外とスッキリ捨てられるものもありますよ。